【有馬記念2015】傾向をデータから分析

有馬記念の傾向をデータから分析してみてみます。

レースの予想に役立ててもらえると幸いです。

データは同レース過去10年(2005-2014)を使用しています。

 

まずは人気別成績からみていきましょう。

1人気 5-3-1-1
2人気 2-0-2-6
3人気 0-0-1-9
4人気 2-1-0-7
5人気 0-1-0-9
6人気 0-1-2-7
7人気 0-1-0-9
8人気 0-0-0-10
9人気 1-1-1-7
10人気 0-1-1-8
11人気 0-0-1-9
12人気 0-0-0-10
13人気 0-0-0-10
14人気 0-1-1-7
15人気 0-0-0-7
16人気 0-0-0-5

1人気の勝率は50%、

複勝率に至っては90%

と群を抜いて優秀な成績です。

1人気を主軸に考えると良さそうです。

一方で2,4人気はともに勝率が20%ありますが、

3人気は複勝率10%と低迷しています。

連対に関しては注意が必要です。

2着馬の人気に着目してみると、

4,5,6,7,9,10,14人気から、

それぞれ1頭ずつ輩出しています。

人気薄馬の台頭はあり得るので要注意です。

3着についても似た傾向で、

9,10,11,14人気から1頭ずつ

来た実績があるのでこちらも注意しましょう。

 

年齢別成績はこちらです。

3歳 3-4-1-26
4歳 4-3-2-30
5歳 3-2-4-36
6歳 0-0-1-18
7歳 0-1-1-10
8歳 0-0-1-3
9歳 0-0-0-1

勝率では、4歳 > 3歳 > 5歳

ですが、複勝率ではほぼ横並びです。

6歳以上の成績は基本的に買えない数値です。

7歳の2,3着入線馬は、

アドマイヤモナークエアシェイディ

8歳の3着エアシェイディ

6歳の3着はダイワメジャー

です。

 

性別ごとの成績はこちら。

牡 8-7-10-107
牝 2-3-0-14
セ 0-0-0-3

サンプルが少ないものの、牝馬の好走

には注意したいところです。

ただしこの牝馬の5連対は、

ブエナビスタダイワスカーレットが2回ずつと

ジェンティルドンナですので、

単純に、牝馬 > 牡馬

とは言えません。

 

枠番別成績はこちらです。

1枠 1-2-0-14
2枠 2-1-1-13
3枠 2-3-1-14
4枠 0-3-2-15
5枠 2-0-2-16
6枠 1-0-1-18
7枠 1-0-3-16
8枠 1-1-0-18

内枠が有利な傾向がみて取れます。

 

前走別成績をみてみましょう。

ジャパンC 4-3-5-57
天皇賞(秋) 3-0-1-6
菊花賞 2-2-0-6
凱旋門賞 1-0-1-1
金鯱賞 0-2-0-8
エリザベス女王杯 0-2-0-7
メルボルンC 0-1-0-1
マイルチャンピオンS 0-0-2-1
鳴尾記念 0-0-0-5
アルゼンチン共和国杯 0-0-0-5
ステイヤーズS 0-0-0-10

出走回数ではジャパンC組がトップですが、

その成績は意外に良くはありません。

総合的には天皇賞(秋)菊花賞

が最も良い成績を残しています。

対照的にステイヤーズS組は

買えません。

 

前走レース別着順成績はこちらです。

ジャパンC

1着 1-0-0-4
2着 1-1-0-4
3着 1-0-1-4
4着 1-0-1-5
5着 0-0-1-2
6着 0-0-0-6
7着 0-0-0-4
8着 0-1-0-5
9着 0-0-0-7
10着 0-0-0-3
11着 0-0-1-1
12着 0-1-0-1
13着 0-0-0-2
14着 0-0-0-3
15着 0-0-1-2
16着 0-0-0-2
17着 0-0-0-2

ジャパンC組の勝ち馬は、

前走1〜4着まで均等に出ています。

ただし、本レース2,3着入線実績は、

ジャパンCの8,11,12,15着馬

があるので注意した方がいいでしょう。

 

天皇賞(秋)

2着 1-0-0-0
5着 0-0-1-0
6着 1-0-0-0
8着 0-0-0-1
9着 0-0-0-1
10着 0-0-0-1
14着 0-0-0-1
15着 1-0-0-0
16着 0-0-0-1
17着 0-0-0-1

天皇賞(秋)組からは、前走2,6,15着

から本レース優勝馬が出ています。

天皇賞(秋)15着から勝った馬は、

マツリダゴッホです。

 

菊花賞

1着 2-1-0-1
2着 0-0-0-1
3着 0-0-0-2
14着 0-0-0-1
15着 0-0-0-1
16着 0-1-0-0

菊花賞優勝馬の本レース成績は優秀です。

サンプルが少ないものの、

これは捨てるには勇気が必要です。

菊花賞16着から本レース2着に来た馬は、

トゥザワールドです。

 

父別成績はこちらです。

ステイゴールド 4-1-2-7
アグネスタキオン 1-1-0-1
ディープインパクト 1-0-0-7
ネオユニヴァース 1-0-0-3
スペシャルウィーク 0-2-0-4
キングカメハメハ 0-1-3-8
ハーツクライ 0-1-0-5

ステイゴールド産駒が好走していて、

ディープ産駒とハーツクライ産駒は苦戦中です。

 

以上をまとめると、

  1. 1人気の複勝率は90%と圧倒的 2,3着は伏兵馬に注意
  2. 4歳 > 3歳 > 5歳
  3. 牡馬 =< 牝馬
  4. 内枠有利
  5. 菊花賞優勝馬に注意 天皇賞(秋)組も良い
  6. ジャパンC組は前走1〜4着が同位
  7. ステイゴールド産駒が好成績

です!

 

過去データはこちら。

【有馬記念】過去データ

 

 

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【阪神カップ2015】傾向をデータから分析